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超不幸少女ヒカリ・第1話

【超不幸少女ヒカリ・第1話】


★主な登場人物

『ヒカリ』→13才の中学1年生少女。顕正会員夫婦の元に産まれたが、父はソッコー夜逃げしたので顔さえ知らない。貧困生活の栄養不足で体が弱くよく転ぶ。最終回では死んでしまう

『ハミー』→ヒカリの唯一の友達のハムスター。とっても仲良し

『ケイコ』→ヒカリの母。内職で生計を立てる自宅拠点の女子部副長。ヒカリに優しく洗脳教育を施す

『マナブ』→ケイコに逆ナンされたオッサン。顕正会には興味が無い

『アカネ』→ヒカリのクラスメイト。いわゆる意地悪タイプ

『アイ』『マイ』『ミイ』→アカネの仲間たち。とりあえず覚えやすい3人組

『横田』→ヒカリの担任。いわゆるグリーンタイプのつまんね~キャラ

『ローラ』→フリーの女流ルポライター

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★自宅拠点・12/24.08:00

ガタンゴトン ガタンゴトン……(線路沿いアパートの騒音と振動)

ヒカリ「南無妙法蓮華経……南無妙法蓮華経……」←ニセ本尊に朝勤行

ハミー「キィ~」
ヒカリ「南無妙法蓮華経……」←暖房が無いので室内でもコート

ハミー「キィキィ~」←コートのポケットに入る

ヒカリ「クスッ♪ハミーも一緒にお祈りしたいんだね。よしよし、南無妙法蓮華経……」
ハミー「キィ~キィ~キィ~」←リズムを合わせてるつもり

シャッ シャッ シャッ……(チラシ封入の内職)

ケイコ「あらあら、ハミーもすっかり顕正会員の仲間入りね」←手を動かしながら

ヒカリ「うん、ハミーも大聖人様に感激してるんだよ」
ハミー「キィ~」
ヒカリ「私そろそろ学校へいかなきゃ。お母さん、ハミーをお願いね」
ケイコ「行ってらっしゃい。ヒカリ、学校は楽しい?」
ヒカリ「うん、とっても楽しいよ♪大聖人様に守られてる感じがするの……」


★教室・08:30

アカネ「アンタさあ、臭くなぁい?」
ヒカリ「え……?」
アカネ「そのシワクチャ制服さあ。ちゃんと洗濯してる?マジ臭くて、みんなの迷惑なんだけど?」
ヒカリ「ご、ごめんなさい……」
アイ「謝って済むかゴミ!」
マイ「それでも女かしら?」
ミイ「身だしなみ~♪」
ヒカリ「ぅ……」
アカネ「ってかさ。アンタ宗教やっててなんでボンビーなの?ご利益なくなぁい?青くてガリガリだし、アンタもうヒガリって名前にしたらあ~?」
ヒカリ「……」
アイ「ウジウジすんなクズ!」
マイ「ダメダメ宗教だわ」
ミイ「ミジメ~♪」
ヒカリ「グスッ……」
アカネ「ホラッ、干ガリ!それがアンタの悪い癖!泣けばなんでも許されると思って……」

ガラララッ……バタバタバタッ……(担任が来る。生徒たち着席)

横田「ヒカリ。朝礼だぞ。席に着きなさい」
ヒカリ「グス……はい……」

ヨロッ……ドタッ!(貧血で転ぶ)

生徒たち「ワッハハハハハ~ッ!」
横田「モタモタするなヒカリ。クラスの輪を乱すな」
ヒカリ「ご、ごめんなさい……」
アカネ「フフン……」
横田「それでは本日の予定の発表です。終業式のあとクリスマスイブだから給食はパーティーを開きます」

パチパチパチパチ……

アイ「メシ楽しみだなあ!」
マイ「ローストチキンかしら」
ミイ「ケーキ~♪」
ヒカリ「クリスマス……」


★給食・12:10

男子「ほらよ、ブス」

ゴトッ(ヒカリの机にトレイが置かれる。ローストチキンなど。ケーキにはメリーXマスのチョコ文字)

ヒカリ「南無妙法蓮華経……」←小声

横田「チキンとケーキは、みんな回ったね?それじゃアカネ。乾杯の掛け声を」
アカネ「先生。私よりヒカリさんにやってもらいませんか?だって、クリスマス会ってみんなで仲良くするパーティーでしょ?ヒカリさんっていつもひとりぼっちで寂しそうだし、今日をきっかけにクラス全員でひとつになりたいの」
横田「うむ、いいだろう。ではヒカリ。立ってメリークリスマスの掛け声をしなさい」
ヒカリ「……」
アカネ「ヒカリさん。照れる事ないんじゃなぁい?」
横田「そうだぞヒカリ。早くしないか」
ヒカリ「あ、あの……私……その……ご、ごめんなさい……」
横田「もういい。クラスの輪が乱れる。アカネがやりなさい」
アカネ「ハ~イ!みんな~、せ~のっ!メリークリスマ~ス♪」
生徒たち「メリークリスマ~ス♪」

モグ モグ モグ……

アイ「マジうっめ~!」
マイ「香ばしいチキンだわ」
ミイ「しっとりケーキ~♪」
ヒカリ「……」←謗法なので食べられない

グゥゥゥ……(ヒカリのお腹が鳴る)

アカネ「フフン……」


★自宅拠点・14:15

ガチャッ……

ヒカリ「ただいま……」

タッタッタッ……(ハミーがお出迎え)

ハミー「キィキィ~♪」
ケイコ「お帰り。あらヒカリ?なんか元気ないわね?」
ヒカリ「え……そんな事ないよ、エヘッ♪」
ケイコ「そう。明日から冬休みだから、ヒカリも思いっきり御奉公できるわね。あっ、お母さんは今すぐ折伏に行かなきゃだから、お願いね……アレを」
ヒカリ「今日は何枚?」
ケイコ「残り5千枚なんだけど、出来るところまででいいからね」
ヒカリ「ヘッチャラよ!お母さんが帰って来るまでに終わらせて、ホットミルクつくって待ってるから♪」
ケイコ「うん♪お母さんもゼッタイ1名キメるから、しっかり頼むわね。あっ、急がなきゃ!」

バタンッ!タッタッタッ……(ケイコ、慌てて出て行く)

ヒカリ「ハミー。ゴハンをあげるからおとなしくしててね」

パラララッ……(お皿にひまわりの種)

ハミー「キッキ♪キッキ♪」
ヒカリ「さ~て5千枚、頑張らなくっちゃ!」

ドサッ!ドサッ!ドサッ!(お膳に内職材一式を置く)

ヒカリ「♪だいち~ゆるがす~あしおとは~……」
ハミー「キィ~!キィ~!キィ~……」←リズムを合わせながらポリポリ

シャシャシャシャッ……(チラシを折り封筒に入れて糊付け。カサカサの指だが機械的に速い)

ヒカリ「♪こう~せん~るふ~の~だい~こうしん~」
ハミー「キキッ♪」←合いの手、いや歯?

――3時間経過

ガチャッ……

ケイコ「どうぞ、入って」
マナブ「お邪魔しやっす。なんか寒いなこの部屋……ん?」
ヒカリ「はじめまして。私は娘のヒカリです。よろしくお願いします。入信ですね?どうぞこちらへ」
マナブ「ああ、ケイちゃんの娘さんね。オジサンは高橋マナブってんだ。ヨロシク……ってか、入信ってなに?」
ケイコ「マナさん。とりあえずそこに座ってよ」
マナブ「げっ!?なんだこの仏壇っ?」
ヒカリ「こちらが御本尊様……あれっ?お母さんから何も聞いてないのですか?」
マナブ「オジサンは家へどおって言われただけで……まさかケイちゃん?宗教の勧誘で俺に近づいたの?」
ケイコ「ち、違うわよマナさん。私は……」
マナブ「もういいよ!俺そういうのヤなんだよな!チッ、帰るぜ!」
ケイコ「待ってよ!強制なんかしないから、ちょっとゆっくりしてって、ね♪」
マナブ「まぁ……でも俺ァ……」←エッチする気マンマン。ヒカリが邪魔

ヒカリ「お母さん、私は封筒を届けに行ってくるわ」←勧誘のための気配り

ケイコ「あっ、封筒!ヒカリ仕上げてくれたの?」
ヒカリ「うん、お母さんのと合わせて1万5千枚。お母さんより私のほうが速いみたいね、エヘッ♪」
ケイコ「ありがとうね。今日1日で5千円になるわ」
ヒカリ「お母さん。そのお金で……諫暁書を買っていい?あの、私……」
ケイコ「どうしたの?」
ヒカリ「私、クリスマスと戦いたいの。クリスマスは不幸の元だから……」←ちょっと給食を思い出す

ケイコ「諫暁書配布ね。ヒカリ、お母さん嬉しいわ。あなたは広宣流布の子……ええ!しっかり御奉公するのよ!」
ヒカリ「お母さんも気をつけて……」
ケイコ「大丈夫……」←乱暴される前に上長を呼ぶとアイコンタクト

タタタタタッ……モゾッ!(ハミーが駆けつけてヒカリのポケットへ入る)

ハミー「キィ~!」
ヒカリ「ハミーも一緒に戦うんだあ、クスッ♪じゃ、お母さん行ってきます。えいっ!」←封筒のダンボールを抱える

ギィィィ……バタンッ……

マナブ「な……なんなんだぁ……?」


★TSUTAYAの前・19:00

♪ジングルベ~ル ジングルベ~ル……

ヒカリ「無料ですぅ。どうぞぉ~」←店に無断で諫暁書配布

ハミー「キ~ィ」←ヒカリのポケットの中

ヒカリ「う~ん、ハミー。誰も受け取ってくれないねぇ」
ハミー「キィン……」
ヒカリ「でも大丈夫よハミー。顕正会は絶対の真実。私はクリスマスなんかに負けないで戦うから。えいっ!」←諫暁書50冊入り紙袋を置き直す

ヒュウゥゥゥ……(冷気が穴だらけのコートに染み入る)

ヒカリ「浅井先生のお声を聞いてくださ~い。クリスマスに惑わされないでぇ……」
ハミー「キィ~!キィ~!」
ヒカリ「お願いしま~す。この本をぉ……」←シカトされまくり

ホワァァァ~ン……(ホットミルク屋台の暖かい匂い)

売り子「暖か~いミルクやココアはいかがですか~♪」
ハミー「キィンンン……」
ヒカリ「お腹すいたのハミー?でもゴメンね。お金が……」

ザシャッ……

アカネ「何やってんの干ガリ?ボロボロコートのサンタさぁん、フフン」←ホットミルクを飲みながら

ヒカリ「ア、アカネさん。こんばんわ……」
アイ「バカかオメ~!」
マイ「KYだわ」
ミイ「ウザい~♪」
ヒカリ「ご、ごめんなさい……。でもアカネさん。この諫暁書、どうかお読みになって……」
アカネ「カンギョ~ショ~?フフン」

ビリィィィ~……(破く)

アカネ「いい音ぉ~♪」
ハミー「キキィ~!」
ヒカリ「や、やめてえ~!」
アイ「っるせえ!」
マイ「怪しすぎだわ」
ミイ「そ~れ~♪」

グリグリグリッ……(3人組が諫暁書を踏みにじる)

ヒカリ「あぁっ!や、やめてぇ……」
アカネ「不味いわコレ」

ドボドボドボッ……(ミルクを諫暁書へ)

ヒカリ「……ッ!」
アカネ「貧乏サンタのプレゼントはキモいのねぇ~。そ~そ~その顔!そのグロ~い泣き顔!ホラー映画以上ねぇ。TSUTAYAにも無いわよ」
ヒカリ「グスッ……」←ショックで転ぶ

アカネ「貧弱干ガリ~。アンタ哀れんでほしいの?ホラッ、顔上げて。目を見て言いなさい!」
ヒカリ「ぅ……」

パシッ!(ミルクの空カップをヒカリの顔へ)

ハミー「ギ……ギギィ~ッ!」

タタタタタッ……バババッ……カプッ!(ハミーが手を噛む)

アカネ「痛ったあ~いっ!」
ヒカリ「ハミーっ!そんな事しちゃダメぇ~っ!」
ハミー「キィ!」

タタタタタッ……モゾッ!(素早くヒカリのポケットへ戻る)

アカネ「ひいっ!血がぁ……ドブネズミのバイキンがぁ……」
ヒカリ「だ、大丈夫ですかっ?」
アイ「ざけんな干ガリ!」
マイ「飼い主の責任よ!」
ミイ「謝れ~♪」
ヒカリ「ご、ごめんなさい……本当に……」
アカネ「お、覚えてらっしゃい干ガリ!絶対に復讐してやるから!」
アイ「早く手当てを!」
マイ「帰りましょう!」
ミイ「消毒~♪」
アカネ「血みどろの復讐してやる……」

タッ タッ タッ……(アカネ、3人と去る)

ヒカリ「ごめんなさいぃ~っ!」←土下座

ヒュウゥゥゥ……(埃っぽい冷気がヒカリの喉へ入る)

ヒカリ「ゲホッ……」

ペラ……ペラ……(破れた諫暁書が夜風で揺らぐ)

ヒカリ「ぅ……ぅぅ……」←立てない

ハミー「キィィ……」
ヒカリ「グス……うぇん……」

ザシャッ……

ローラ「1冊もらえるかな?」
ヒカリ「え……?あ、あのぉ……?」
ローラ「本を配っているのだろう?ああ、この破れたのでいい」
ヒカリ「あ、その……こっちのキレイほうをどうぞ。これは諫暁書と言って、浅井先生が……」
ローラ「長話は嫌いだ」

スッ……(ローラ、諫暁書と引き換えにミルクを渡し去る)

ヒカリ「え?これは……?貴女は……あのぉ~っ?」
ローラ「先を急ぐ」
ヒカリ「おっ、お待ちくださ~い。せめて、お名前だけでもぉ~っ!」
ローラ「……」←街灯りの彼方へ

ホワァァァ……(ミルクの湯気)


★第2話へつづく

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2000-02-23 : ポテンヒットさん短編集 : コメント : 2 :
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プロフィール

あっつぁ

Author:あっつぁ
もと顕正会男子部支隊長だった
あっつぁ と申します

破折ブログと言うよりは
顕正会の内情暴露のブログですので
現役会員も元会員もアンチ顕正も
肩肘はらずテキトーにご覧ください

そして全員で顕正会の内部を暴露して参りましょう
http://kensyokameido9.blog50.fc2.com/

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